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艤装あれこれ [ボート関連]

 
12/5(土)海況悪いのでメンテと艤装
 
9:00過ぎに現地入り。
 
一人かと思ってたら、壱丸さん、利丸セブンさん、武一丸さんもメンテで来てた。 
 
 
 
◆シート
20151205_001.jpg
 
ゲスト用のローバックシート換装。
一部304の部材を使っているので、追って316Lに交換予定。
操船者側のシート固定に使っている金属部品は全て316L化完了。
 
 
 
◆配線引き回しの見直し
スルハルにした際、振動子のケーブルをイケス横に穴をあけて
グロメットを介して引き出していました。
先ごろ、イケスとしての使用を止め、自作のスノコを敷いてフラット化し、
ドライストレージとして運用を開始したので、GPS魚探のバッテリーも
収納する構成にしたところ、電源ケーブルやヘディングセンサーの
ケーブルの引き回しが課題に。
暫定でイケス蓋の隙間から出してましたが、見栄えが悪いのと、
フラットにならないので、既に開けている横穴を使って
ケーブル類を全てそこから引き出す構成に変更。
 
 
20151205_002.jpg
ベースを固定。
 
 
20151205_004.jpg
裏から見るとこんな感じ。
円形にあけた箇所の下に長方形に彫り込みを入れ、
ケーブル類をそこに退避させて円形部を使ってコネクターを通す構成。
 
 
20151205_003.jpg
カバーを付けるとこんな感じ。
 
見栄えが良くなり防水性(と言うか耐水性かな)も向上。
パナソニック電工 小形防雨入線カバー(露出取付型)を使ってみた。
近所のホームセンターで500円くらい。
 
さっきパナのHP見に行ったら、幅のある新形状が出ている事を知る。
防雨入線カバーってやつ。
white01_25740.gif
配線数が多い場合はこっちの方が良いように感じる。
幅と言うか出っ張る方向に広くなっているのでサイズの見極めは必要だけど
カラーが豊富だし、デザイン的にスマートで良い感じ。
単価は税別1100円。
 
 
 
◆風見設置
ウインデックスを買ってしまった。
自作も考えたが結構面倒だなぁって思ってた時に、ある通販サイトで安売りしてたので・・・。
20151205_005.jpg
まぁ無くても良いんだけど、あると便利だしって事で。
 
 
 
◆メンテ
・トリムタブ(アノード兼用)が白く粉を噴いていたので研磨。
・ゲスト用シートのベース部が当たっていたデッキがもらい錆で見栄えが悪かったので 
 地道に研磨剤で磨く。完全には除去できなかったけどまぁ良しとする。
・左舷側のロッドホルダーに使っている金属部品を全て316L化
・ハンドチラーの左右振り時の硬さ調整
・各部増し締め
※冷却経路のアノードチェックを忘れたので次回。
 
 
そんなこんなで夕方まで作業してた。
ボートいじりは楽しくて時間を忘れる。
 
 
 
 

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シート新調と金属部品換装 [ボート関連]

 
日曜日の釣りの後に艤装をあれこれ。
※これのせいで帰宅が遅くなり渋滞にハマり、4時間掛かった・・・。 
 
 
一つ目はシートを新調。
 
現行品に特に不具合がある訳では無いけど、
ちょっと気になるモデルがあったので買っちゃった・・・。
 
20151129_100.jpg
左:現行 右:今回購入品
 
 
20151129_101.jpg
現行のはヒンジがアルミ
 
 
20151129_102.jpg
今回のは樹脂モールド
 
 
 
座面の面積はやや小さく、スポンジは薄くなったけど、硬いので
座り心地はあまり変わらないか?
グレード的には大差無し(値段は円安の影響で上がっちゃった)
 
 
操船者のところはハイバックにして、ゲスト用はローバックにした。
ゲスト用のは今週末取り付け。
SUS316Lのネジ類が間に合わなかったので暫定で304を使用。
316Lが着荷次第換装予定。
 
 
現行品は大心丸に搭載予定。
タッカーの部分が錆びてるので、ステンレスのステイプルで
打ち直してからお渡しします。
 
 
 
それとロッドホルダー周りのネジ部換装。
 
20151129_201.jpg
バーをチタン2種の皿ネジ+チタン2種のワッシャーとナットで固定
 
 
20151129_202.jpg
右舷側の筒4つの固定にもチタン2種のボルトとナット。
 
 
左舷側の筒4つはまだ換装していないけど、SUS316Lを入れるつもり。
フィールドテストで比較検証をしてみる予定。
 
 
バウのアイストラップを浅野のSUS316Lにして、
チタン2種のボルトとナットで固定も済ませたけど、画像無し。
今週末撮影しておく。
 
 
 
 

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小型船舶の船長の心得及び遵守事項 [ボート関連]

 
小型船舶の船長の心得及び遵守事項 
 ※小型船舶操縦士 学科教本から一部抜粋
 
 
 
水上交通の特性(陸上交通との違い) 自然環境

(1)水面に浮いている
 船舶は不安定な水面に浮いており、絶えず外力を受けて浮動している。
 従って、操縦者が意識的にコースを定め航行する、停止する、
 投錨する、係留する、といった作業を適切に行わなければ安全が確保できない。

(2)気象・海象の影響が強い
 1)針路が変わる
  水上では波やうねり、潮流や川の流れなどで絶えず水面が動いている。
  従って、水上では外力の影響で簡単に針路が変わる。

 2)水面の状況が見えない
  波が高かったり、太陽の水面反射が強かったりすると、水面上に浮いている
  魚網やブイ、ゴミなどの状況が分からない場合がある。

 3)自力航行
  水上で気象や海象が悪化した場合は、こうすれば絶対安全と言える対策は無く
  避難できるところまで自力で航行しなければならない。
 
 
交通環境

(1)道が無い
  水上では一部の水域に航路と呼ばれる通行路があるが、基本的に走るところは
  自分で決めなければならない。

(2)速力制限が無い
  水上は原則として速力の制限はない。したがって、どこを航行する場合でも
  周りに迷惑のかからない安全な速力が求められる。

(3)信号や標識が少ない
  水上にも信号や標識はあるが、大型船の航行を想定して設置されているものであり、
  数が少なく、沿岸付近にしかない。従って、小型船舶は、自分の向かっている方向や、
  自分の位置を確認する方法や知識を身につけておくと共に、必要な機器を
  準備しておくことが必要となる。

(4)自分の位置が分からない
  陸上であれば、特に交通の支障にならない程度の環境の変化(少し霧が出た、
  夜間となって暗くなった等)でも、目標物の少ない水上では、自分の位置が
  わからなくなってしまうことがある。
 
 
危険性

(1) 水面下の危険物
  水上では、注意して見張りをしていても水面下の暗礁や障害物は見えにくく、
  また、夜間などは水面の障害物は非常に見にくくなる。
  したがって、事前の水域調査や情報収集が重要になる。

(2)孤立している

 1)通信手段が必要
   十分な準備をし、安全を確認しながら航行していても、
   故障や事故が発生する場合がある。
   水上では、故障や事故を起こしたことを誰も知らない可能性さえあり、
   通信手段は必要不可欠である。

 2)頼れるのは自分だけ
   水上にある船舶は、陸から孤立している。したがって、非常事態が発生した場合は、
   基本的に自分自身で全て対処しなければならない。

 3)救援に時間が必要
   水上で何か起こったとき、自力で陸地に向かう、救援を求める、いずれも
   相当の時間が必要となる。
 
 
 
漁船の特性
 
 (1)操業中は操船が不自由である。
 (2)漁獲のため、周りを気にしないで急変針や急停止する場合がある。
 (3)操業中は漁に専念しているため見張りがおろそかになっている場合がある。
 (4)船尾から長い漁具を曳いている場合が多い。




事故の発生状況
 
プレジャーボートの海難事故に共通する傾向

(1)事故の約80%が港内を含む岸から3海里以内で発生している。
(2)事故原因の大半が人為的要因見張り不十分・機関取扱い不良など)で発生している。
(3)10年以上の経験を有する船長での事故が意外と多い。
 
 
モーターボート海難事故発生傾向

(1) 機関故障
(2) 衝突
(3) 乗揚げ
(4) 推進器障害
 
 
 
プレジャーボート事故の種類と原因

(1)衝突
 1)見張り不十分
  ①見張りそのものをしていない
  ②見張りをしていたが、ある一方向のみを見ていた
  ③船体の死角に入った船舶を見逃した
  ④接近してくる他の船に気をとられて、衝突の危険がある船に気づかなかった
  ⑤針路を変えるときに安全確認をしなかった

 2)操縦誤り
  主に水上オートバイで発生している

(2)機関故障
 1)故障の種類
  ①燃料系統:燃料切れ等
  ②冷却系統:オーバーヒート等
  ③電気系統:バッテリー上がり等

 2)原因
  ① 機関の取り扱い不良(発航前の点検、整備不良及び準備不良等)

(3)乗揚
 1)発航前の航行予定水域の調査不十分
 2)自船の位置の不確認
 3)見張り不十分
 
 
 
準備を怠らない

小型船舶の海難事故は、出航前の様々な準備不足が間接的な原因となっている。
(1) 船体・設備・装備品、法定備品やその他の必要備品の確認及び点検
(2) 航行予定水域や周辺施設の調査
(3) 気象・海象情報の入手及び解析
(4) エンジンや付属機器の点検・調整、整備等
 
 
 
ルール・マナー・シーマンシップの遵守
 
(1) 安全のため法令やルールは、遵守する。
(2) 水域は各分野でさまざまな人々が利用している。シーマンシップにのっとり
  お互いを理解し、譲り合って利用する。
(3)水域ごとのローカルルールや遵守事項に従い、水域利用者や
  周辺の陸上の人々とトラブルを起こさぬよう一般社会通念上のマナーを守る。
 
 
 
社会に対する船長の責任

  船長は、出港してから帰港するまで、全てに責任を問われる。
  船長の最も基本的な責任は、航海を安全に成就させることにある。
  従って、安全を確保するための方法を確認しておく必要があり、
  その船の運命は船長自身が握っている自覚を持つこと。



同乗者に対する船長の責任

  同乗者に救命胴衣を着用させるだけでなく、同乗者が海中に
  転落するおそれのある場所を周知することや、同乗者が
  危険を感じるような操縦をしないなど、常に同乗者の「安全」を
  意識すること。
  また、同乗者がゴミを捨てて海を汚したり、無免許の同乗者に
  操縦させて事故を起こした場合、その責任はすべて船長にあること。
 
 
 
海の安全総合サイト
 
 http://www6.kaiho.mlit.go.jp/tokyowan/others/link/
 
 
 
 

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