ワイヤーリーダー直結検証の進捗 [タックル全般]
タチウオやサワラなど、いわゆる歯物でのリーダーの話です。
私は歯物が相手の場合、昨年まではPE0.8号~1.0号→フロロ5~6号→フロロ10号の
段差リーダーを取る構成でした。
これでも時々切られる程度だったので、あまりワイヤーリーダーの必要性を
感じていませんでしたが、「ワイヤーだと釣果が落ちる」ってのを
見聞きして「ホントかよ?」って思い、自身で試してみようって事になった次第です。
ある程度釣行を重ねたので進捗報告を・・・
歯物の釣りでよく言われているのが・・・
①ナイロンやフロロだと切られるけど、バイト数は多い。
②ワイヤーだと切られないがバイト数が落ちる。
対策の方向としては・・・
①の場合
・太いリーダーを使う
・ジグの操作で避ける
・切られるのはしょうがないので諦める(対策か?)
ってところでしょうか。
段差リーダーや巻き中心の操作なんてのが一般的かと。
②の場合
長さを替えるとか、スリーブのカシメに工夫するとか、
スナップやリングに一工夫ってのはありますが、
バイト数が落ちるのは止む無しってとこでしょうか。
「タチウオ ワイヤーリーダー」ってググってみると
ヒットして来るのはワイヤーの両端にスナップや
スイベルなどの金具を結束したタイプの物が殆どです。
これだと、一つの独立した部品って感じなので、
ラインシステムって括りでは無くなるので、
「リーダー」とは言えないように感じてしまいます・・・
当然ながら一つの部品ですので、それを意識した操作が出来れば
別段釣果が落ちるって事は無いようにも感じますが、
リーダーとは異なるので操作性に難有りってのが私の印象。
だったら、ナイロンやフロロのリーダーの操作性に近い状態で
ワイヤーリーダーが使えれば、自分の思ってるジグの動きを出せるはずだし、
バイトの数が落ちるってのは無いのでは?
ってとこに着目して、今年からこんな物を使い始めました。
GOSENの太刀魚用ハリスとダイワの太刀メタルです。
GOSENのはクリアのナイロンコーティング、
ダイワのはパープルのナイロンコーティングです。
価格はGOSENが600円前後に対し、ダイワは1200円前後です。
表面をナイロンで被覆しているので、切ってもバラけないし、
ノットを組む事が出来ます。
ただし、当然ながらワイヤーですから、複雑なノットには向きません。
私の場合、メインのPE0.8号の先にフロロの5号を1ヒロ取り、
その先に60cm程ワイヤーリーダーを結束しています。
フロロリーダーとワイヤーリーダーの締結は八の字結び、
ジグとの接続(プレスリングとの結束)はパロマーノットです。
使ってて別段気を使うような事も無いですし、結束の不安も今のところはありません。
比較的群れが小さく、反応がイマイチな状況でもタチウオは釣れたので
ワイヤーリーダーだからバイト数が少ないって印象は今のところは無いです。
何よりストレス無くジグの操作に集中できるってのは大きいので、
当面このシステムで運用して行きます。
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