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リョウガベイジギングのハンドルノブをバータイプに変更 [ロッド・リール関連]

※追加工やワンオフでの製作無しでの話です。
※メーカーの意図していないであろう使用方法(改造)です。
 本ブログで推奨している訳ではありませんし責任も負えません。
 改造については自己責任でお願い致します。
※表記の価格は税別です。
※長文です。ご容赦ください。
 
 
リョウガベイジギングでハンドルノブをバータイプに変更する方法を記事にします。
 
 
純正ではソルティガのSJタイプにバータイプが標準装備されましたが
あのノブはリョウガ系には搭載できません。
また、オーシャンマークのAE系ノブもジガーやソルティガには対応していますが
リョウガには対応していません。
 
ではどうするか?
 
シマノの部品を転用します。
  
バータイプのハンドルノブはオシアコンクエストの300系PGに採用されています。
単品でノブのみを発注する場合、4000円ですが、夢屋のラバーT型パワーハンドルノブMは
ハンドルノブ本体と、ハンドルノブ銘板、固定ボルト、座金が入ってて4000円です。
(※ダイワの場合はRCSの部品の方が高くつくのですが、シマノは逆ってのが不思議)
 
  
私の場合オシアジガー1000のハンドルを夢屋の部品に換装しているため、
純正のハンドル周りが余っています。ハンドルはそのまま転用して
このノブを追加購入し、リョウガに付けちゃえば終了です。
 
 
 
1000系の場合
 
20160522_003.jpg
 
20160522_004.jpg
 
20160522_005.jpg
 
このように収まりも良く、使い勝手も大幅に向上します。
(※ジガーのリテーナー(100円)と固定ボルト(50円)と
 旧スティーズもしくはジリオンSV TWのハンドルスクリュー(500円)の
 追加購入が必要です)
 
 
 

ただ1000系のリョウガにジガーのハンドルを搭載する場合、
完全互換とは言い切れません。
ハンドルの固定部分に差が生じます。
 
20160522_006.jpg
20160522_007.jpg
 
ハンドルとドライブギヤシャフトとのクリアランス(凹み)が
デフォルトの1000系リョウガのハンドルを付けた時よりも
大きくなります。

ジガーのハンドルの厚みは4mm、1000系の純正ハンドルの厚みは3mmなので、
1mm分接触する領域が少なくなり、その分凹みが増えます。

ドライブギヤシャフトの凸量は2.5mmですので、ハンドルとシャフトが接している長さは
2.5mmとなり、接していない部分は1.5mmとなります。

固定ボルトの掛かりシロも1mm減りますので、ハンドルの固定強度と
回転時の耐荷重が1000系純正品での想定値とは異なっていると
考えられます。


計算して数字にする事も出来ますが、面倒なのでやりません。
まぁ、そもそもこの手のリールでウインチファイトをする訳では無いですし、
実際にこの構成で何回か使ってて問題は起きていないので
しばらくこのままで行きます。
場合によっては途中で追加工をする事になるかも?
 
 
 
 

 
2000系の場合
  
こんな感じになります。
20160522_008.jpg
 
 
ジガーのリテーナー(100円)と固定ボルト(50円)と
旧スティーズもしくはジリオンSV TWのハンドルスクリュー(500円)の
追加購入が必要です。
↓この部品↓
20160522_012.jpg
  
 
 
20160522_009.jpg
20160522_010.jpg
まぁそもそも2000系は純正ハンドル厚4mmに対して凸量が3mmで、
接していない部分が1mmなので、ジガーのハンドルの厚さと同じですから
何ら問題は無いと思います。
 
2000番でもこんな状態ですので、掛かりシロの差は、先に述べた1000系とは
0.5mmですので、1000系でも感覚的には問題無さそうって感じです。
 
 
2000系の場合も1000系と同様にハンドル固定用のボルト(メーカー表記ではスクリュー)が
そのままでは不可で、旧スティーズもしくはジリオンSV TWの
ハンドルスクリューが必要になります。
 
スクリューがハンドルを押さえ付ける領域が減る方向なので、
これも完全互換とは言えません。
まぁ問題無いと思うのでこのまま使っちゃいますが。
 
 
 
 

 
さて、手持ちが何もない状態で転用する場合・・・ 
 
ジガー純正のハンドルが無い場合は個別に部品を取る必要があります。
好みの長さでジガー1000(1500)のを選ぶか2000のを選ぶかです。
軸間距離は1000と1500が70mm、2000が73/85mm(メーカーHPより抜粋)
HGのハンドルはシルバーですが、PGのハンドルはブラックです。
そこはお好みで。(価格は何れも2000円です。)
軸間距離が70mmで良ければ、オシアコンクエストのゴールドも選べますが、
価格は3500円と高くなります。
 
さらにノブ固定の為のボルト(50円)、ベアリング※、座金(50円)、リテーナー(100円)、
リテーナー固定ボルト(50円)と旧スティーズもしくはジリオンSV TWの
ハンドルスクリュー(500円)が必要になります。

※ベアリングはID4×OD9×W4とID5×OD9×W3を各1個。
 シマノ純正のS-ARBだと1個1200円。
 サイズさえ合ってればS-ARBの必要は無いと判断するならば、
 ミネベアやNTNの同じサイズを流用すれば大幅なコストダウンは可能。
 ちなみにミネベアの型番で言うとDDL-940ZZとDDL-950ZZです。
 こちらだと価格はどちらも1個400円程度です。

ノブ4000円、ハンドル2000円、ノブ固定ボルト50円、ベアリング800円、座金50円
リテーナー100円、リテーナー固定ボルト50円、旧スティーズもしくはジリオンSV TWの
ハンドルスクリュー(500円)
合計7550円 (S-ARBの場合+1600円)
 
 
もしハンドルの長さが70mmでカラーはゴールド、
ベアリングはS-ARBを使いたい場合は、
オシアコンクエストのハンドルASSYで取っちゃった方が
手間は掛からないでしょう。コストを計算してみると・・・
ハンドルASSYが8500円、リテーナー(100円)とリテーナー固定ボルト(50円)
ジリオンSV TWのハンドルスクリュー(500円)
合計9150円
・・・なんと、S-ARB採用で個別に積み上げた数字と同じとは。


と、まぁここまでつらつらと書いてきましたが、
要はジガーとリョウガベイジギングのシャフト径が同じなので
このような変更が可能と言う事です。
なので、ジガーのハンドルにSOMのAE系のノブを付けて
それとリョウガに組み込むのも可能って事です。

私の場合、AE系のノブだとリョウガにはちょっと大袈裟かなぁと思ったので、
シマノのノブを使ってみた次第です。
 
何れにせよ、私にとってはこの構成は非常に気に入ってるので
しばらくこのままで行くつもりです。
 
 
 
 
 
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