ロッドの改造

久々にロッド改造です。

今回はバスロッドのグリップ変更と延長の依頼です。

かなり古いモデルなのですが、改造してでも使いたいようなので
あまりコストを掛けずに組み上げてみましょうってなりました。

リールシート、グリップ、カーボンパイプは当方のストックがあるので、
これを今回は特別に無償で提供。
ついでなのでガイドも交換しちゃいましょう。
古いモデルなので、ハードロイっぽいので、ここはSiCにしておきたいところ。
ステンレスSiCならばジャンク品があるのでそれを使用。
ただしトップガイドは無いのでステンレスSiCのMNSTを購入（840円）

メタルパーツはストックが無いので、ワインディングチェック、
飾りのリング３個は新品を購入。（2520円）

まぁざっと見積もって本来であれば１万円程度掛かりますが、
今回は新品購入品の金額だけ請求して製作。
まぁ色々お世話になってる方からの依頼ですし、
今後も大切に使っていただけるであろうって事で製作を承りました。

あまり急ぎでは無いとの話でしたが、なるべく早めに終わらせます。








懐かしいですねぇ。パワーメッシュの時代ですよ。

ユーザーさん曰く、最近はもっぱら海のボートフィッシングなので、
バスロッドとしての出番は無いと。
で、先日のボート釣行でこのロッドを持ち込んだ際に、カンパチ掛けたらしいんですよ。
さすがにこのグリップだとやり取りがかなりシンドイので改造したいって事らしいです。

ボートでの何でも竿みたいな位置付けにしたいようなので、
要望に沿うようになんとかしてみましょう。


曲者はこのリールシートっすね。

撤去にかなり労力使いそう・・・。





今回購入した部品はこちら

すっきりとした感じを狙ってシルバーで統一。




リールシートはキャスティングの事も考慮しACSを採用。



カーボンパイプはレッドメタリック調のやつを採用。
ブランクのベリー部に似たような色を使ってるので、
それとあわせる感じで。



全体のバランスはこんな感じ



全体の長さはユーザーさんの体に合わせて採寸してるので良いのですが、
グリップエンド側のEVAの長さはまだ悩み中。
まぁまだ組み上げまでは時間あるから大丈夫。


今回の目玉はバットエンドのパーツですね。

ジェラルミンを削り出しで作ってみました。




とりあえず既存部品の撤去を進めています・・・



乞うご期待！って事で。